ボクシングジム DAY-5・現実
走る事に決めました。
楽になるためなのか。
それとも
いつか来た道なのか。
ステップイン からの バックステップ そして ぐらつく 後ろ荷重になる。
半歩踏み込んで、ジャブをパン !
そこからストレート ズドン !
間髪入れず、元の位置にバックステップ。
そして、グラグラ・後ろに反る。
誠に 残念。
原因は老い。いわゆる 脚力不足か下半身の弱さ。
- 母指球を踏んでない。
- バランスが悪い。
- 慣れの問題。
色々と原因はあるが、一言で申せば “脚力不足” なんだと思います。
老いて、足の筋肉が弱くなった。下半身が上手く機能していない。
残念だけど、それが現実なのだと受け止めた。
自分のイメージと違う、基本と現実。
「ザ・おやじファイト」ルール
- 30歳以上の健康なボクシング経験者
- ヘッドギアを着用しスパーリング形式
- 1ラウンド2分×3ラウンドまで
- クリーンヒットや防戦一方でスタンディングダウン
還暦まじかのオヤジ。
年齢が年齢なので、プロライセンスの受講資格すらも 無い。
試合がしたかったら、おやじファイト出場しかない。
アマチュアボクシングのミドル級の体重がリミット75㎏と聞いた。
よって、減量を決意した。
75kg に減量したとはいえ、重量級と言われる階級。
グローブは下記の通り。
フライ級からミドル級までは14オンス、ライトヘビー級以上は16オンスのグローブ。
要するに、14オンス = @28.3495×14=396.893グラム のグローブを付けて、6分間タコ殴りできるスタミナをつければ、勝つか・負けるかは別として、策としては成立する。
よって、自分の体格・性格を加味いたし、相手の懐に飛び込んで、2分間の連打。
いわゆるインファイトでの連打。
連打できる体力を付けたらOK。
こんな風に考え思っておりました。
しかし、現実は、練習は、ステップインからのワン・ツー からのバックステップ。
自分のイメージは、相手のストレートをダッキングで外し、左ボディーからのタコ殴り。
出典: 升田 貴久 ~BOXING~
ギャップがある。
“クリーンヒットや防戦一方でスタンディングダウン” という現実。
インファイトの場合、ある程度被弾リスクがあります。
“相手のストレートをダッキングで外し、左ボディーからのタコ殴り”
これって、相手の懐に飛び込んで、攻撃するという事。
という事は、相手のパンチも当たる距離。
私だけ、タコ殴りできるなんて、そんな虫のいい話しは成立しない。
まして、私のようなオヤジなら尚更。
- 懐に飛び込んだはいいが、タコ殴り作戦に失敗し、一発いいのくらったら即負け。
- 相手が一枚上だった場合、防戦にもなる。防戦が長引いたら “立ったままダウン” と見なされ、負け。
となる。
現実は、これ。
では、ギャップを埋めるためにはどうする ?
その時が来るまで、ヒット & ウェイ。タッチ & ゴー。
殴ったら下がり、また、ステップして殴る。
そして、チャンスが来たら一気に距離を詰め、相手の懐に飛び込み、ぶちのめす。
これなのだろうと考えた、思った。
そのためには、やはり、半歩踏み込んで、ジャブをパン !そこからストレート ズドン !間髪入れず、元の位置にバックステップ。
これできないと、ダメなのだろうと。
では、グラグラ・後ろに反らず、それを行えるようにするためには?
下半身強化。脚力アップ。
これしかないかも。
子供の頃、「走り込め」とコーチに言われた記憶がある。
若い頃、「ばてるから水飲むな」なんて、気が狂ったような事も言われた。
「走り込め」 耳タコ だった昔。
今は、自分で「走る」と思った。
気乗りはしないが、やはり 走る しかないかな。
いつか来た道。
なんだかな。
本日の体重: 82.1kg
アマチュアミドル級のリミット75kgまで オーバー7.1kg |