2024年に還暦を迎えるオヤジです。

気が付けば還暦にリーチ。

脇腹に霜降り肉を持つ、おデブなオヤジ。

50代中盤に差し掛かろうとしていたある日。

のっぺりとした毎日が続くある日。

 

「フィットネスジム・無料体験会あるのだけど来ない?」と誘われた。

 

フィットネスジム ? ベルトコンベアーみたいなものの上で走る アレと想像した。

そう思っただけで、気が滅入る。

俺はハツカネズミじゃない。

 

なんて、心の中で毒づいた。

 

しかし、断る理由も見つからない。

タダだし、社会勉強のため行くか。

「 入会されません?」なんて、言われても、「腰痛くなった」と断ればいいか。

って、そんな軽い感じでした。

 

体験会でフィットネスジムに行った日、暗闇ボクシングなるものを体験した。

汗を思いっきりかいた。

ヘロヘロになった。

水の中に落ちたかのように、全身びしょ濡れ状態。

 

まさに快感 ♪ 脳みそが幸せホルモンに乗っ取られた。

そして、あーも すー も無く、そっこう入会申し込みをした。

 

と、同時に昔の記憶が蘇った。

 

そういえば、初めて買ってもらったレコードが、「あしたのジョー」の主題歌だった。

ボクシングに憧れた。

ボクサーってカッコ良いって思った。

そんな幼少期があった事を。

 

成人いたし、社会に出た、時は流れて行った。

 

JR大塚駅の「角海老宝石ジム」の前に立ち、ボーっと練習を何度も見た。

新宿の「協栄ボクシングジム」を何度か見上げた。

ジョギングがてら、多摩川の近くにある「川崎新田ボクシングジム」の前を何度も行ったり来たりした。

 

だが、いずれも見学申し込みすらできなかった。

 

「その太った身体でボクシングやるの?」「おっさん身体動くの?」なんて、目をされたらどうしよう。

 

そう思うと勇気がでなかった。

 

自分に自信がなかった。いや、怖かったのだと思う。

 

そう、思い起こした。

 

ボクシングがしたかったのに、勇気がでずこの歳まで時間が経過した。

 

でも、ぜい肉タップリの身体で、痛風持ちでも、還暦前でも、やはりボクシングがしたい。

 

そんな気持ちに正直になろうと思った。

 

そう想うと臆することが無くなった。

 

人生の忘れ物を取りに行こうと思った。

 

身体の動くうちに、爺さんになる前にとね。

 

そう、決意した。

 

2023年10月、とあるボクシングジムに入会した。

矢吹ジョーをカッコ良いと思ってから、50年経過していた。

 

本日より、ボクシング・トレーニング・健康管理などの事を、60代を心身共に健康で生きるために。

又、人生の忘れ物に気づいているのに、まだ取りに行っていない方に対して、このブログに書いていきたい。

ユーチューブではなく、テキストで、ブログで。

 

身体が動く限り、人生の忘れ物を取りに行く。そして、伝えたい。

 

自分のため、人様のために。