Box(殴る) + ing(進行形)で、ボクシング

一撃一瞬 もカッコ良い。

 

しかし

 

丹下団平は言った、打つべし! 打つべし! と。

 

打つべし、これも実に奥が深い ♪

 

一瞬で勝負をつける・倒れるまで打ち続ける どちらがお好み?

勝負は一瞬。

 

必殺の一撃を放つために、簡単には動かない。

相手の呼吸を感じ、その時を待つ。

そして、放たれる剣は、一撃。

 

一撃であり、一瞬である。

 

これって、剣の道の考えた方の一つである。

 

丹下団平は「打つべし」とジョーに言った。

ツウ = ストレートを 打つべしと。

いわゆる、コーチしている時の会話。

打ち方のご教授。

 

しかし、「倒れるまで打ち続けろ」とも聞こえる。

 

一発・一撃では倒れぬ者

我々が生息する俗世、世の中にもへこたれぬ者いますよね。

いわゆる、打たれ強い者が存在する。

 

ショックを受けても、ダメージを食らっても、肉体を削られても、人格を攻撃されても。

 

ぐらつくが、倒れない。

ファイティングポーズ宜しく、前進する人おりますよね。

メンタルが強い。

 

なんて言われる人 です。

 

精神的に強い人って、一度くらいの失敗では倒れない。諦めない。

精神的に強い人って、一発食らっただけでは倒れない。

 

目的意識がハッキリしていて、それに向かっている人って、意識がある限り前進する。

身体が動く限り立って、進もうとする。

 

だから、剣の道では、刀という刃物で、その動こうとする身体を斬り、動けないように、又は絶命させるという思考と行動。

 

ボクシングでは、殴り続けて意識を飛ばす。

 

意識が無くなるまで、殴り続けろ。

 

と、なるのではないか。

 

Boxing

Box: 「箱」の意味の「BOX」ではなく、「殴る」の意味。

ing: 現在進行形:「今まさに~しているところです」という進行中の出来事を表す。

 

殴り合いを続けろ。殴る事、殴っている状態を続けろ。

 

そうとも、読み取れる、感じとれる。

 

刃物と拳は違うが 同じ。

メンタルが強いと言っても、刀で身体斬られたらあーもすーも無い。

じ えんど。

急所斬られぬとも、出血多量で・・・。という事もある。

 

フィジカル・メンタル強いと言っても、それをつかさどる脳みそが、パンチで揺らされ機能麻痺をおこしたら、立っている事は難しい。

過ぎてしまえば、脳挫傷なんて大事にもなる。

 

持ち物、やり方は違うが、目的は同じ。

 

そして、その目的を完遂するためには、剣の道では、

 

千日の稽古をもって 鍛となし、 万日の稽古をもって 錬となす。

by_宮本武蔵

 

意味は、その想いを昇華させるためには、続けろ。

 

ざっくり言うと、そういう事だと思う。

 

だから、丹下団平はジョーに言った。

 

打つべし! 打つべし!! とね。

 

殴り続けろとさ。

 

そう、想う。

 

でも、疲れたり、もう動けないと思った時は

ing: 「今まさに~しているところです」進行形に疲れたら、動けなくなったら、クリンチをしよう。

(clinch) ボクシングで、形勢不利のとき、相手の攻撃を避けるためにすばやく接近し、あるいは抱きつく防御法。

恥と思う必要など無い。

限界を高くするために、トレーニングしてきたと言っても、人には限界がある。

 

体力・精神力・運動能力、個体差がある。

当然です。

 

だから、疲れたら、動けないと思ったら、休憩したいと思ったら、クリンチをしてください。

逃げる・諦める、ためのクリンチではなく。

次に動くためのクリンチなのですから。

 

また、殴り続けるためのクリンチなのですから。

 

私の 打つべし! は まずは 飛ぶべし。

倒れないのなら、倒れるまで殴り続けろ。

打つべし! 打つべし!!

 

そのためには、殴り続けられるだけのフィジカルとメンタルを手に入れろ。

手に入れたいのであれば、トレーニングしろ。

 

そして、それを反復しろ。

 

まさに。

 

ですが、還暦前のオヤジには、ちときつい。

 

千日の稽古をもって 鍛となし、 万日の稽古をもって 錬となす。

 

と、みやもっちゃんが言ってもね。

 

まずは、私、縄跳びから始めます。

先日、アマゾンでウイニング社製の縄跳び買いました。

アマゾンで4,000円以上した。

 

縄跳びなんて子供の頃、近所のおもちゃ屋で 数百円で 買ったのに、4,000円数百円だってさ。

びっくらこいた、ぶらこいたよ。

明日のための縄跳び、打つべし ! ではなく、跳ぶべし !

 

気が重いが、おじさんの”はじめの一歩” 始めます。